空母いぶき
なんか釈然としない映画だった。
感想は人それぞれだと思うが、「それはないやろ!」感じてしまった。
まず、気になったのは日本の領土に侵略してくるのは中国か韓国・ロシアの3国ならわかるが、映画の中ではありもしない連邦国家が出来上がっていた。
その連邦国家に中国が後ろについているなら理解できる。
そして極め付きは、国連軍が助けにくることだ。
その中に中国が入っていたのには驚き。安全保障条約を締結しているのが米国なので米国が条約通り助けにくるのなら少々甘い考えだけど、まだ理解できる。
でも中国はなあ・・・・どう考えてもないやろ!
自衛官が、戦争にならないように苦労しているのは分かるけど、本当にそんなことできるのか?ミサイルの迎撃がそんなにできるのか?
相手は侵略しようとしているのだから、こちら側の力を見せつける方 が戦争にならないのではないか?って思うのです。
まあ専守防衛ができると信じている人にとっては拍手喝采かもしれないが、現実はそんなに甘くはないだろうに。
国民や領土領海を守るに、こちらが側に被害が出てから反撃するって発想自体おかしいと思いませんか?守るための自衛なのに、被害が出ているんなら最初から守れていないじゃん。
エンタメとしては面白けど、そんなことを感じた映画でした。